就学準備で大切な4つの力

小学校入学に向けて、お子さまに育てておきたい力は大きく4つに分けられます。「読み書き」や「計算」といった学力面だけでなく、生活面・社会面・情緒面のバランスが重要です。

  • 生活面(身辺自立):着替え、トイレ、食事など、自分の身の回りのことを自分でできる力
  • 学習面:椅子に座って先生の話を聞く、指示を理解して行動する、鉛筆やはさみを使う力
  • 社会面:順番を守る、ルールを理解する、気持ちを伝える力
  • 情緒面:活動の切り替え、見通しを持つ、不安をコントロールする力

就学準備チェックリスト(全20項目)

以下のチェックリストは、年長さんの時期にお子さまの様子を振り返るための目安です。すべてに当てはまる必要はありません。

生活面(身辺自立)

  • 一人で着替えができる
  • トイレを一人でできる
  • 食事を最後まで座って食べられる
  • 自分の持ち物を管理できる
  • 朝の準備を流れに沿ってできる

学習面

  • 15分程度椅子に座っていられる
  • 先生の話を聞いて行動できる
  • 自分の名前を読める
  • 鉛筆でなぞり書きができる
  • はさみで線に沿って切れる

社会面

  • 順番を待てる
  • 「かして」「いいよ」のやりとりができる
  • ルールのある遊びに参加できる
  • 困ったときに「助けて」と言える
  • 友達と簡単な会話ができる

情緒面

  • 活動の切り替えができる
  • 負けても気持ちを立て直せる
  • 初めての場所でも落ち着いて過ごせる
  • 見通しが持てると安心できる
  • 嫌なことを言葉で伝えられる

すべてできなくても大丈夫

上のチェックリストはあくまで目安です。「全部できないとダメ」ということは決してありません。お子さま一人ひとり発達のペースは異なりますし、入学後に伸びていく力もたくさんあります。

大切なのは、「今できないこと」を数えるのではなく、「どこに困りごとがありそうか」を知り、入学までにサポートできることを見つけることです。

チェックが少なかった項目は、苦手な分野の手がかりになります。気になるポイントが見つかった場合は、早めに相談して支援につなげることで、お子さまも保護者の方も安心して入学を迎えることができます。

就学相談のスケジュール

多くの自治体では、年長の5月〜6月頃に就学相談の案内が届きます。お子さまの発達に心配がある場合は、この時期に相談を申し込むことをおすすめします。

  • 5月〜6月:就学相談の案内が届く・申し込み
  • 7月〜9月:就学相談(面談・行動観察・発達検査)
  • 10月〜11月:就学時健康診断
  • 12月〜1月:就学先の決定通知

就学相談の詳しい流れや、年齢ごとの発達の目安については、5〜6歳の就学準備のページもご覧ください。

pocopocoでの就学サポート

pocopocoでは、小学校入学を見据えた就学準備サポートを行っています。午後の小集団プログラムでは、集団生活に必要なスキルを実践的に練習します。

  • 小集団での練習:順番を待つ、ルールを守る、先生の話を聞いて行動するなど、集団生活の力を育みます
  • 就学相談への準備:就学相談の流れをお伝えし、お子さまの発達状況を整理するお手伝いをします
  • 引き継ぎ資料の作成:小学校への引き継ぎに必要なサポート資料を作成し、スムーズな移行をサポートします

就学準備に不安を感じている保護者の方は、お気軽にご相談ください。お子さまの今の力を一緒に確認し、入学までにできることを一緒に考えます。