Age Guide
5〜6歳の就学準備
小学校入学に向けて、今からできることがあります
就学までに身につけたい力
小学校生活をスムーズにスタートするために、就学前に身につけておきたい4つの力をご紹介します。すべてが完璧である必要はありません。「できることを一つでも増やす」という視点が大切です。
着座
15〜20分程度、椅子に座って活動に取り組める力。体幹の安定が土台になります。授業の基本であり、就学前にもっとも重視されるスキルの一つです。
指示理解
先生の話を聞いて行動できる力。「教科書を出して、○ページを開いて」のような複数段階の指示に対応できることが求められます。
身辺自立
着替え、トイレ、食事、持ち物の管理など、自分のことを自分でできる力。小学校では園のように手をかけてもらえる場面が減るため、ある程度の自立が必要です。
友達との関わり
順番を待つ、ルールを守る、困ったときに助けを求める、自分の気持ちを伝えるなど。トラブルがあったときに、暴力ではなくことばで解決しようとする力も大切です。
就学相談とは
就学相談は、お子さまにとってもっとも適した学びの場を一緒に考えるプロセスです。年長の春〜夏に始まり、秋〜冬に結論が出ます。
情報収集(年長の春)
就学先の学校見学、教育委員会への相談、先輩保護者の体験談など。pocopocoでも就学についてのご相談をお受けしています。
就学相談の申し込み(4〜6月頃)
お住まいの市区町村の教育委員会に申し込みます。申し込みは保護者さまから行います。
発達検査・行動観察(夏頃)
心理士による発達検査、集団場面での行動観察が行われます。園からの情報や、療育機関からの意見書も参考にされます。
就学先の提案・決定(秋〜冬)
教育委員会から就学先の提案を受けます。最終的な決定は保護者さまの意向が尊重されます。
誰が参加するか
就学相談には、保護者さま、教育委員会の担当者、心理士が参加します。園の先生の意見書や、療育機関(pocopocoなど)からの情報提供も判断材料になります。お子さまの日常の様子をもっともよく知っている保護者さまの声は、もっとも重要な情報です。
就学先の選択肢
就学先にはいくつかの選択肢があります。それぞれの特徴を知っておくことで、お子さまに合った環境を選びやすくなります。
通常学級
30〜35名程度の学級配慮が必要な場合、担任や支援員と連携します。合理的配慮を求めることができます。
通級指導教室
通常学級に在籍しながら週数時間ことばの教室、きこえの教室、情緒の教室など。在籍は通常学級のまま、必要な時間だけ別教室で個別指導を受けます。
特別支援学級
8名以下の少人数学級知的障害学級、自閉症・情緒障害学級など。一人ひとりに合わせた教育課程が組まれます。交流学級で通常学級の授業に参加する時間もあります。
特別支援学校
専門的な教育環境障害の程度がより重い場合。自立活動を中心に、一人ひとりの教育的ニーズに応じたカリキュラムが組まれます。
※就学先は入学後も変更が可能です。「一度決めたら変えられない」ということはありません。お子さまの成長に合わせて、柔軟に考えていきましょう。
pocopocoの就学サポート
pocopocoでは、就学に向けた準備を多角的にサポートしています。
午後の集団プログラム
小学校の生活を意識したプログラムで、着座、指示理解、順番待ち、協力課題などを少人数で練習します。「小学校ってこんな感じ」という見通しを持てることが、入学への不安を減らします。
引き継ぎ資料の作成
お子さまの発達の状態、得意なこと・苦手なこと、効果的な関わり方などをまとめた引き継ぎ資料を作成します。小学校の先生に「この子のことを知ってもらう」ための大切なツールです。
就学相談へのサポート
就学相談に向けた情報整理、意見書の作成、保護者さまのご相談に対応しています。「何を伝えればいいかわからない」という場合も、一緒に準備いたします。
個別療育の継続
就学が近づいても、PTやSTによる個別療育は継続して受けられます。就学後に必要な力(着座、手先の器用さ、ことばの力)を最後まで伸ばしていきます。
卒業後のフォロー
放課後等デイサービスへの橋渡し
児童発達支援は未就学児が対象のため、小学校入学と同時に卒業となります。入学後も支援が必要な場合は、「放課後等デイサービス」が次のステップになります。pocopocoでは、信頼できる放課後等デイサービスへの橋渡しをサポートしています。お子さまの情報を丁寧に引き継ぎ、入学後もスムーズに支援が続くようお手伝いします。
pocopocoで培った力は、ずっと続く
pocopocoで身につけた「身体の力」「ことばの力」「人と関わる力」は、小学校生活の土台になります。卒業しても、お子さまのなかに残る力です。保護者さまが得た「関わりのコツ」や「お子さまの理解」も、入学後の大きな財産になります。
まずは見学から。お気軽にどうぞ。
受給者証をお持ちでない方もご相談いただけます。