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運動発達の遅れ・不器用さが気になるとき

年齢別の運動発達の目安

運動発達は大きく「粗大運動」(全身を使った大きな動き)と「微細運動」(手先を使った細かな動き)に分けられます。

粗大運動(歩く、走る、跳ぶ)

0〜1歳寝返り、ずりばい、つかまり立ち、伝い歩き
1〜2歳ひとり歩き、小走り、しゃがんで立つ
2〜3歳走る、階段を上る(手すりあり)、ジャンプ
3〜4歳片足立ち、三輪車をこぐ、ボールを投げる
4〜5歳ケンケン、ブランコの立ちこぎ、スキップ
5〜6歳縄跳び、鉄棒ぶら下がり、リズムに合わせて動く

微細運動(つまむ、描く、はさみ)

0〜1歳握る、つまむ、手で食べる
1〜2歳なぐり描き、積み木を2〜3個積む、スプーンを使う
2〜3歳丸を描く、はさみで1回切り、ボタンに挑戦
3〜4歳はさみで連続切り、箸に挑戦、簡単なパズル
4〜5歳ひらがなをなぞる、折り紙、ボタンを留める
5〜6歳ひらがなを書く、蝶結び、細かい工作

※個人差が大きいため、あくまで目安です

こんなサインが見られたら

日常生活や園での様子から、運動発達の遅れや不器用さが気になるポイントがあります。

  • よく転ぶ、階段の上り下りが苦手
  • 椅子にじっと座っていられない
  • 箸やはさみがうまく使えない
  • ボタンが留められない
  • 体幹がふにゃふにゃしている
  • 片足立ちやケンケンが苦手
  • ボールを投げる・受けるのが難しい
  • 着替えに時間がかかる

「不器用なだけ」「そのうちできるようになる」と思いがちですが、背景に身体の発達の課題がある場合もあります。

身体の発達と感覚統合

体幹から手先へ ── 発達の順序

身体の発達は「中心から末端へ」という順序で進みます。まず体幹(お腹や背中の筋力)が安定し、そのうえで肩、腕、手首、指先の細かい動きが発達していきます。はさみがうまく使えない、字がうまく書けないといった「手先の不器用さ」の背景に、実は体幹の弱さがある場合も少なくありません。

感覚統合とは

私たちは日常のなかで、視覚・聴覚・触覚・前庭覚(バランス感覚)・固有覚(筋肉や関節の感覚)など、さまざまな感覚情報を脳で整理・統合しながら行動しています。この「感覚統合」がうまくいかないと、身体のぎこちなさや不器用さとして現れることがあります。

詳しくは感覚過敏のページもご覧ください。

「不器用」の背景に体幹の弱さがある場合

椅子に座っていられない、食事中に姿勢が崩れる、疲れやすいといった様子は、体幹の筋力不足が背景にあるかもしれません。体幹が安定することで、手先の作業にも集中しやすくなり、着座姿勢の改善にもつながります。

理学療法士(PT)による療育

pocopocoでは理学療法士(PT)が在籍し、身体の発達を専門的に支援しています。

理学療法士(PT)とは

理学療法士は、身体の機能回復・発達を支援する国家資格の専門職です。筋力、バランス、姿勢、歩行など、身体の動きに関する専門的な評価と支援を行います。pocopocoでは支援計画の策定責任者としてPTが中心的な役割を担っています。

マンツーマンで丁寧に評価

お子さまの身体の状態を一対一で丁寧に観察・評価します。どの部分に課題があるのか、何が原因で動きにくいのかを専門的に分析し、その子に合ったプログラムを組み立てます。

pocopocoでのアプローチ

  • 体幹づくり:バランスボールやマット運動で、姿勢を支える力を育てる
  • 足育:正しい歩行パターンの獲得、足裏の感覚を育てるプログラム
  • バランス遊び:平均台、トランポリンなどで前庭覚を刺激
  • 感覚統合アプローチ:ブランコ、すべり台などで多様な感覚体験を提供

家庭でできること

日々の暮らしのなかにも、運動発達を促すヒントがたくさんあります。

外遊びの機会を増やす

公園での遊びは、走る・跳ぶ・登るなど、多様な動きの経験になります。遊具を使った遊びは体幹の発達にも効果的です。特別なトレーニングでなくても、思い切り身体を動かす時間が大切です。

お手伝いも運動発達につながる

洗濯物を畳む、テーブルを拭く、料理を混ぜるなど、日常のお手伝いは手先の器用さや身体の使い方を自然に育てます。「ありがとう」のことばが、お子さまの自信にもなります。

焦らず、小さな「できた」を認める

運動が苦手なお子さまは、自信を失いやすい傾向があります。周りと比べず、昨日の自分と比べて「できた」を見つけ、しっかり認めてあげてください。

まずは見学から。お気軽にどうぞ。

受給者証をお持ちでない方もご相談いただけます。

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